倶知安町議会 > 2018-09-10 >
09月10日-02号

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  1. 倶知安町議会 2018-09-10
    09月10日-02号


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    平成30年 第3回 定例会( 9月)          平成30年第3回倶知安町議会定例会              会議録(第2号)                    平成30年9月10日(月曜日)-----------------------------------●出席議員  1番  小川不朽君    2番  笠原啓仁君  3番  坂井美穂君    4番  門田 淳君  5番  古谷眞司君    6番  木村聖子君  7番  原田芳男君    8番  作井繁樹君  9番  鈴木保昭君   10番  山田 勉君 11番  田中義人君   12番  榊 政信君 13番  阿部和則君   14番  盛多勝美君 15番  森下義照君   16番  三島喜吉君●欠席議員 なし●地方自治法第121条第1項の規定により出席を求めた者 倶知安町長               西江栄二君 倶知安町教育委員会教育長        田中洋子君 倶知安町農業委員会会長         大橋章夫君 倶知安町選挙管理委員会委員長      旭 晴美君 倶知安町代表監査委員          佐藤嘉己君●説明員  副町長       熊谷義宏君   副町長       高野眞司君  会計管理者     大内 基君   総合政策課長    柳沢利宏君  総合政策課参事   土井良起君   企画振興室長    上木直道君  総務課長      多田敏之君   総務課参事     赤木裕二君  総務課主幹     遠藤光範君   税務課長      川南冬樹君  納税対策室長    萩野誠一君   住民環境課長    菅原康二君  環境対策室長    沼田昭宏君   福祉医療課長    文字一志君  福祉医療課長    黒田 智君   福祉医療課主幹   遠藤佳子君  保健医療室長    合田恵子君   少子高齢化対策室長 坂本孝範君  くっちゃん保育所ぬくぬく所長    農林課長      宮谷内真哉君            山岸優子君  観光課長      福家朋裕君   まちづくり新幹線課長                              福坂正幸君  まちづくり新幹線課参事       まちづくり新幹線主幹            嶋田真也君             小西慎一君  建設課長      中村孝弘君   豪雪対策室長    三浦正記君  建設課主幹     藤川英昭君   水道課長      中村公一君  水道課主幹     福原秀和君   学校教育課長    菅原雅仁君  社会教育課長    辻村康広君   学校教育課主幹   久佐賀輝子君  学校教育課主幹   小西慎一君   学校給食センター所長                              木村直樹君  総合体育館長    藤井政利君   農業委員会事務局長 大島隆史君  選挙管理委員会書記長        監査委員室長    石川美子君            多田敏之君●職務のため出席した議会事務局職員  事務局長      福家直人君   事務局次長     亀岡直哉君  庶務係長      石川美子君   議事係主査     岩井拓都君●議事日程 日程第1 行政報告 日程第2 会期延長の件                         開会 午前9時30分 △開会宣告 ○議長(鈴木保昭君) ただいまから、平成30年第3回倶知安町議会定例会を開会いたします。-----------------------------------開議宣告 ○議長(鈴木保昭君) これから、本日の会議を開きます。----------------------------------- △諸般の報告 ○議長(鈴木保昭君) 諸般の報告を事務局長からいたさせます。 ◎事務局長福家直人君) 諸報告を申し上げます。 まず、第一に町長から行政報告の提出がありましたので、お手元に配付いたしておきました。 次に、本日の会議録署名議員は、小川不朽坂井美穂木村聖子及び榊政信の各議員であります。 以上でございます。----------------------------------- △日程第1 行政報告 ○議長(鈴木保昭君) 日程第1 行政報告を行います。 これを許します。 西江町長。 ◎町長(西江栄二君) おはようございます。 行政報告をさせていただきます。 1、台風21号関連について。 初めに、平成30年9月4日の夕方から翌朝にかけて通過した、台風21号の影響による被害状況の概要について行政報告いたします。 札幌管区気象台から9月4日午後6時34分に暴風警報が、5日午前零時38分に大雨警報が発表され、5日未明から朝方にかけて後志沖を北方向に通過し、全道的に暴風雨となり、既に報道されているとおり、各地において甚大な被害が発生いたしました。 倶知安特別地域気象観測所において、9月4日午後9時から5日午前9時までの雨量は35ミリメートル、平均風速は午前2時30分に南東の風25.8メートル、瞬間最大風速は午前2時24分に南東の風42.4メートルを観測いたしました。 町では、暴風警報発令に伴い第1非常配備体制を敷き、主に総務課において情報収集、建設課において巡視及び被災箇所の応急処置、教育委員会において小中学校の授業開始を2時間繰り下げ及び学校施設の点検、水道課において浄水場等停電対応、保健福祉会館において自主避難所の開設に向けた準備対応をしたところです。 また、道道58号において数カ所の倒木のため通行どめが発生、道道343号岩尾別会館付近において電柱倒壊による通行どめが発生、そのほか町道において倒木により数カ所通行どめが発生いたしました。各管理者がそれぞれ道路上から樹木を撤去並びに電柱の建てかえを行い、通行可能としております。 停電関係では、町内8地区において2,249戸が停電し、夕方までに全ての地区において復旧いたしました。 住家等被害においては、一般住宅町営団地16棟、車庫や物置など5棟において屋根や外壁の一部破損が発生しました。 農業関係では、主にデントコーンやスイートコーンの倒伏など合わせて8,890アールが被害を受けました。また、営農施設では、農業用倉庫トタン飛散が33件、ハウスのビニールの飛散等が5件ありました。 観光関係では、半月湖遊歩道土砂崩れにより危険と判断したため、利用禁止といたしました。 町有施設内の倒木被害では、町道や歩道上、公園内、墓地や斎場、公営住宅敷地内、旭ケ丘保健保安林倶知安高校前林帯等において合計215本の倒木が発生いたしました。 町営施設関係では、生きがいセンター後志労働福祉センターにおいて屋根の破損、ソフトボール球場のフェンスの倒壊、その他ごみステーション、街灯、旗、看板の倒壊や破損等の被害が発生いたしました。 消防では、外壁、屋根や窓の破損、物置の倒壊などで13件出動要請があり対応いたしました。 なお、これらの被害状況の中で、早急な災害復旧などに要する経費を取りまとめましたら、補正予算の御提案をさせていただきたいと考えておりますので、御理解のほどよろしくお願い申し上げます。 被害状況については、最終ページの両面に資料1として添付してございます。 二つ目、胆振東部地震関連について。 続きまして、9月6日午前3時8分ごろに道央を中心に広い範囲で強い地震があり、胆振管内厚真町において道内初の震度7、同管内安平町及びむかわ町で震度6、札幌市東区で震度6弱と札幌管区気象台から発表され、北海道胆振東部地震と命名されました。 この地震による人的被害は厚真町を中心に山腹崩壊による土砂崩れなどによる多数の死傷者及び安否不明者が発生し、道内各地においても多数の負傷者が出ております。その他道路陥没、地盤沈下、液状化が原因とみられる建物の傾斜などの被害が発生したと報道されました。 お亡くなりになられた方々に対し、哀悼の意を表するとともに、被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。 当町においては震度4を観測しましたが、この地震による人的及び物的被害は報告されておりません。 この地震の影響により北海道初の295万戸の全道停電が発生し、9月8日現在も道内の一部で停電が解消されていない状況となっています。 本町においては、町内全域に停電が発生し、7日午前3時ごろに町内全域が復旧するまでに町として次の対応をいたしました。 午前3時8分震度4により第1非常配備が自動配備され、初動時において36名の職員が参集し、総務課は情報収集及び非常用電源の確保、建設課は道路などの巡視(巡視結果、異常なし)、水道課においては送水ポンプの一部を非常用発電機への切りかえを実施しました。 泊発電所は6日午前3時25分ごろに外部からの電力供給がとまり、電源喪失に陥りましたが、約3分後、非常用発電機にバックアップを開始しており、異常ない旨の報告が午前5時19分に後志総合振興局から本町に連絡がありました。 なお、9時間半後の午後1時までに復旧いたしました。 午前5時22分には、町災害対策本部を設置し、停電対策などを協議した結果、町民生活の確保を最優先事項に位置づけ、上下水道において非常用発電機の未設置の送水ポンプ等のリースによる非常用発電機の確保、各燃料店へ非常用発電機用燃料給油依頼を行いました。また、一部高架水槽等の建物において水道が利用できない住民のために、役場庁舎及び第3駐車場にて給水対応をするとともに、非常用発電機設置に時間を要した八幡地区30戸に給水袋6リットルを配布しました。 避難所の開設につきましては、自宅で上下水道が利用できること、信号機が作動していないため、日夜の交通事故の誘発のおそれがあるため初日の避難所開設を見送りました。 また、倶知安消防署において、携帯電話充電サービスを実施するよう準備を進めておりました。 その他停電に関連し、生活情報について防災行政無線及び町ホームページによる情報伝達に努めるとともに、独居老人宅へ職員が訪問し、安否確認及び緊急通報システム作動確認身の回り相談などの対応を図ってまいりました。 また、倶知安厚生病院から入院患者用の非常食提供の依頼があり、学校給食用非常食の約1,400食を提供し、江別市からは給水袋5,000袋の提供依頼があり、それぞれ対応いたしました。 このような対応の中で、電力は6日の午後6時ごろ、寒別、比羅夫、山田、樺山の一部が復旧し、翌日の午前3時ごろに全町が復旧したところであります。 今回の全町的停電かつ長時間にわたる停電に対して、上下水道は非常用発電機が有効に発揮し、住民生活に好影響を与えた一方、非常用電源取り口のない避難所、火葬場、給食センター等公共施設では、冬期間の暖房及び照明対策炊き出しへの迅速な対応が困難であることが浮き彫りになりました。 今後においては、非常用電源口の設置やリース発電機の確保が必要と考えております。 また、今回の台風21号、大規模停電に関する経験を踏まえ、各種取り組みを検証するとともに、さらなる防災体制の充実と強化を図ってまいりたいと考えておりますので、皆様方の御理解と御協力をお願いいたします。 以上、報告といたします。 ○議長(鈴木保昭君) これから、質疑を行います。 質疑ありませんか。 原田芳男君。 ◆7番(原田芳男君) 本当に台風もそうですが、地震の対応は大変だったと思います。 それで、最近新築する家はオール電化住宅というのが非常に多くなっておりまして、こういう停電が長引くと大変なことになるというふうに思います。特に、冬の場合には暖房がとまってしまうと。それから、オール電化なので煮炊きができなくなるといったような問題も発生しまして、そういった意味からも今回のような夏の場合でも、やっぱり避難所の設置が必要だったのではないかというふうに思いますが、どうでしょうか。 ほかの町でそれほど被害のないところでも、結構避難所を設置して、そういう人たちに対応しているというところが多いように聞いていますが、倶知安町もそうすべきだったのではないかというふうに思っております。 それから、たまたま翌日の早朝のフェイスブックニセコ町長が投稿しておりまして、充電する箇所を2箇所、百二十何箇所だかを設置したので御利用くださいというのを投稿していたのです。倶知安町は全くそういうこともしていなかったので、ちょっと対応が悪かったのではないかなというふうに思ったりもしていますが、そこら辺も含めて今後どうされるつもりなのか、お聞かせ願いたいというふうに思います。 ○議長(鈴木保昭君) 西江町長。 ◎町長(西江栄二君) それでは、原田議員の質問にお答えをしたいと思います。 今回、災害があってさまざまな課題については浮き彫りになっておりまして、それらについては今後しっかりと取り組んでいかなければならないなというふうに考えております。 その中で、避難所開設につきましては、先ほども報告の中にありましたとおり、避難所開設をするかどうかというところでありましたけれども、発電機のリースがほとんど全道的だったものですから、結構発電機の奪い合いがあって、民間も含めてほとんどない状態で、町としては上下水道関係を中心にしっかりとそのインフラだけは何とか死守したいということで、基本的に抑えながら、まず取り組みをさせていただきました。 また、日夜信号機もとまっておりますし、夜の外出、避難で出入りしたりいろいろなことが起きると交通事故の誘発もあるということも想定され、初日については食事、あるいは懐中電灯等含めて自宅で過ごしていただくことが望ましいかと。ただ、数日たちますと、これが長引けば当然食料も底を突くということになれば、避難所の開設が必要と。 その場合については、発電機あるいはいろいろな工夫をしながら本州からの物資等の受け入れも含めて対応していかなければならないのではないかと、それら含めて、まず、初日については、町民が当然避難所開設で来ていただくのもいいのですけれども、事故に遭うのが一番危険であると。今回、この24時間において事故の件数は1件もなかったということで、警察としても国道に数名警察が張りついて誘導して、本当に事故のなかったことが警察としてもそういう対応で誘導のほうに力を注げたということを踏まえると、できるだけ自宅で上下水道が完備していれば動かなくてよかったのではないかと警察と署長とも話した中では、今回は本町としては、まず初日としては自宅にいていただいたということがよかったのではないかという話もされておりました。 今後、この避難所の開設について、特に今回は夏場でありましたので暖房とかそういう問題はありませんでしたけれども、冬期間であれば、暖房対策も含めて避難所を開設して対応していかなければならないというのは当然だというふうに思っております。それらに向けて今後各避難所の暖房関係、それから電気等のそういう確保も含めて、しっかりと対応していかなければならないなというふうに感じております。今回の反省を踏まえながら、今後の対応をしていきたいというふうに思います。 また、携帯の充電器につきましては、準備をしておりまして、発電機があちこち回していたのですけれども、3台ぐらい余力があるということがわかりましたので、それらについて消防で24時間で職員もいるということで、そこに携帯の充電ができる態勢を整えて準備をしていたところでありましたけれども、朝3時に全町が復旧したことでその開設に至らなかったわけでありますけれども、今後、それらについても迅速に対応して、そういう携帯の充電対応についてもしていかなければならないと、さまざまなことを事前に想定しながら準備していく必要があるなと。 今回のこれらのいろいろな災害で、対策本部も町では初めて設置をして対応しましたけれども、それらについても今後それらの検証をしながら次にしっかり備えられるように取り組んでまいりたいと思いますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。 以上です。 ○議長(鈴木保昭君) 原田芳男君。 ◆7番(原田芳男君) 町長の言われることもそのとおりかなという気もしますが、ただ、ここ近年、非常にオール電化の住宅がふえまして、うちの近所にも結構あります。そういう意味では、煮炊きも含めて非常に困るという状況になるので、やっぱりたとえ1日といえども不便を感じたのではないかなというふうに思います。 特に今回の場合には、経産省の発表で一週間かかるとかという報道もされていたので、かなり不安感をあおったのではないかなというふうに思っています。そういう意味では、炊き出しもある避難所というのは非常に重要なのではないかなと。それから、水洗トイレも流れないとかいろいろな問題もありますし、そういうことが大事ではないかというふうに思っています。 そして、スーパーでどこか炊き出しをしたところもあるようです。そういったこともあるので、ぜひこれを教訓として、早期の避難所の設置をこれからは考えていかなければならないというふうに思いますので、その点も考慮して取り組んでいただきたいというふうに思います。 ○議長(鈴木保昭君) 西江町長。 ◎町長(西江栄二君) 原田議員の再質問でありますけれども、しっかりと今後については対応してまいりたいと思います。 また、生協でボランティアの人方が炊き出しをして提供したというのを聞いてございます。あとは、町民の有志でそういう炊き出しを何カ所かでされていたという話も聞いております。 今後、それらについて、もし避難所を開設したらについては、炊き出し含めしっかりと材料の確保も含めてしていかなければならないというふうに思いますので、今後それらも含めて今回を教訓にしっかりとそれらの対応に向けてさまざまな想定をして、迅速に準備対応できるようしっかり協議して進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 以上です。 ○議長(鈴木保昭君) ほかに質疑ありませんか。 小川不朽君。
    ◆1番(小川不朽君) ここでしかちょっと質問できないのでさせてください。 今回の台風で、白樺団地の屋根も一部破損しているということで、比較的まだ新しい建物であるなと思っているのですが、そういったことも風向きとか風の勢いでそういうこともあるのかと思うのですが、ちょっと気になることは、今回の台風、そして地震で、ジャンプ台について、これは確認されたのかどうかちょっとお聞きしたいと思います。 ○議長(鈴木保昭君) 西江町長。 ◎町長(西江栄二君) 小川議員の御質問でありますけれども、白樺団地等については、やっぱり風向きで破風とかそういうものがちょっと飛んだというのは聞いてございます。 また、ジャンプ台については、各施設関係についての管理というのは、教育委員会であれば教育委員会部署でそれぞれ対応して見回りをしていると思いますし、隣接した遊歩道についても次の日にも地震があって、なかなか連続してあったものですから、全てが見切れていないということもございますし、私のほうには報告がないということは、見回ったのですけれどもジャンプ台については異常はなかったのではないかと、あれば報告がすぐ来るという状況はとっておりますので、町の部局のほうには損壊があったという報告は受けておりません。 以上です。 ○議長(鈴木保昭君) 小川不朽君。 ◆1番(小川不朽君) もしかしたら、今後まだ被害状況を把握している最中だと思いますので、今回のジャンプ台についても目視によって位置に立っているんだなと、損壊していないということは確認できても、やはり町民の方を初めとして、あそこを楽しむ方もいるわけですので、大至急そこのところを確認し、広く立ち入り禁止にする必要もあるのかなと思いますので、そこのところよろしくお願いしたいと思います。 ○議長(鈴木保昭君) ほかに質疑ありませんか。 木村聖子君。 ◆6番(木村聖子君) 今回の立て続けの災害にご対応いただきまして、まことにありがとうございました。 大変な中で対応していただいたと思うのですけれども、特に地震の停電についての、電源が全道なくなったということで、皆さん情報を手に入れるということが非常に困難な状態になったと思うのですが、その中で誤った情報というのが知らず知らずSNS上で拡散されてしまって、それの対応でも多分役場のほうも苦労されたかと思うのですけれども、そこで、私どもも携帯電話の電池を稼ぐために災害時モードに設定しますと、インターネットが、ホームページとかなかなか見づらいのですが、ツイッターとかフェイスブックは可能なのですよ。それで、そこの情報というのが今回倶知安町は非常に少なかったというふうに考えております。ですので、皆さん正しい情報を入手するには、やはりそういったSNS上での情報を随時発信していくことが大切だというふうに今回思ったのですけれども、先ほどからの体制も非常に大切なのですが、そのあたりの今後の見直しというのが必要になるかと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(鈴木保昭君) 西江町長。 ◎町長(西江栄二君) それでは、木村議員の御質問でありますけれども、誤った情報が結構SNS、ツイッターで流れているということも私ども聞いておりまして、もう水がなくなって水道が使えなくなるとかという情報が流れて放送を流したりとかさせていただきましたけれども、これらの正しい情報を町からしっかり出していかなければならないということについては、ホームページその他放送でもしましたけれども、ツイッター、SNSの活用についてももっと体制と職員のほうを配置して、しっかりと情報を発信していかなければならないなということを改めて感じているところであります。 今後、それらについてもしっかりと発信して、正しい情報が町からお知らせする必要があるなと思っていますので、今後それらについても教訓を生かしてしっかり対応してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(鈴木保昭君) 木村聖子君。 ◆6番(木村聖子君) よろしくお願いしたいと思います。 特に、本町の旅行客も出張中の方という人も多いですので、やはりそういったところから、例えば先ほどの避難先はどうなのかとか、充電はどこでできるのかとか非常に知りたい情報が山ほどあると思うので、まだ町内に住まいがある方はいいのですけれども、やはりそういう方たちに対してもケアするといった意味では、最低限SNS上での細かな迅速な情報出しというのが求められますので、ぜひよろしくお願いいたします。 ○議長(鈴木保昭君) 西江町長。 ◎町長(西江栄二君) 木村議員の再々質問でありますけれども、旅行客につきましては観光課のほうで主要なホテルを回って歩いて、観光客が日本人、外国人含めて260名か280名ぐらいの方が泊まっているという話を聞いておりまして、ホテル関係では何とか旅行客については今のところ食事、その他の対応については問題はないという話をいただいておりました。 いずれにいたしましても、それらも含めてさまざまなことについて対応できるようにしっかりと今後とも取り組んでまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(鈴木保昭君) ほかに質疑ありませんか。 作井繁樹君。 ◆8番(作井繁樹君) 済みません、大変細かいことなのですけれども、全然素人でよくわからないので教えてもらいたいのですが、火葬場の関係で、7日電気が通った後だったらしいのですけれども、告別式とか出棺されて葬儀場に行ったのだけれども、釜の点検中だということでなんか2時ぐらいまで遺族の方待っていたらしいのですけれども、釜ってそんなに難しい仕組みなのかちょっとわかれば教えてもらいたいのですが。 ○議長(鈴木保昭君) 西江町長。 ◎町長(西江栄二君) それでは、作井議員の御質問にお答えします。 火葬場については、ちょうど一切電気がとまって翌日の朝6体ほどの火葬が倶知安町で順次、金曜日、土曜日、日曜日と続いていまして、電源が喪失したために、ではどこでできるのかというところで調査したところ、喜茂別で何とか非常電源で対応すれば、それも午後からに振り分けして1体だけできると、当日は。それで、翌日以降はまた時間を調整しながら燃料の確保と態勢が必要だということで、いずれにしても喜茂別で何とか6体を火葬しなければならないというところでもございました。 ところが電気が回復しましたので、回復した後の点検がやはり復旧等いろいろ釜の全部含めて、動作も含めて点検にやはり時間を要して、すぐにはできなかったというところでありますので、時間を要したという話を聞いております。いずれにいたしましても、ちょっと翌日の電源回復してから全部チェックしてからの火葬となったのでおくれたということで、それ以降につきましては時間どおり火葬ができたという話を伺っております。 以上であります。 ○議長(鈴木保昭君) 住民課長から補足何かあるようでありますので。 住民課長。 ◎住民環境課長菅原康二君) 作井議員の火葬におくれが生じたのではないかという御質問に対して答弁いたします。 火葬場におきましては、操作のコンピューターを司るCPUというものがございまして、これらのデータが停電が起きますと消えるというちょっと情報がありました。それの確認によりまして若干時間がかかるのではないかということをしておりましたが、実際のところ停電が午前2時に回復したということで、その後の点検の結果、対応ができるということが確認されましたので、翌日にはもう11時から火葬を実施しているところでございます。多少時間がかかったというところでございました。 以上でございます。 ○議長(鈴木保昭君) ほかに質疑ありませんか。 門田淳君。 ◆4番(門田淳君) まず、先週の台風から地震の対応に向けては、職員の皆さん尽力されたと思います。本当にありがとうございます。また、地震発生時の朝方になりますか、36名の職員が参集、本当に対応していただいたと思います、ありがとうございます。 その中で、災害に対しては今まで見えなかった部分も多く見える形になったと思います。その部分でしっかり町長のほうからも各種取り組み、検証していくということだったのですけれども、自分もそこがやっぱり本当に大事な部分だと思っていますので、ここの部分、具体的にもしわかるのであれば教えていただきたいと思います。 ○議長(鈴木保昭君) 西江町長。 ◎町長(西江栄二君) それでは、門田議員の今後の検証の取り組みについてでありますけれども、今回地震が起きて以降の行動について、台風もそうなのですけれども、初動から始めて、それからどのように作業を各課含めて行ったかというのを時系列で日程でどういうという記録も一応とっていまして、それら含めてその行動がよかったのかどうなのかと、もっとすべきことがあったのではないかというふうに一つ一つ各課での取り組みについても、どういう取り組みをしたらいいのかと、あるいはこういうことがあったらもっとこういうふうにできたのではないかということも含めて、今後それらについて一つ一つ検証、この間のスケジュールの流れのもとに対策本部も5回開いてそれぞれの課から状況の逐次変わっている報告をいただいているのですけれども、漏れがなかったか、あるいはもっとすべきことがあつたのではないかということも含めて、一つ一つ部内の検証もそれぞれしていただきながらそこから見えてくる課題、こうしたらいいのではないかというのを整理して、今後の防災についてもっとこういうふうに取り組んでいたらより効率的でしっかりとできるのではないかというふうになってくると思いますので、それらを一つ一つ今後行っていくということで、今回の対策本部を最後に締めるに当たって、各課長からもぜひ検証して次につなげようというそれぞれの課長からの声も出ておりましたので、しっかりそこは取り組んでまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 以上です。 ○議長(鈴木保昭君) ほかに質疑ありませんか。 森下義照君。 ◆15番(森下義照君) 今、町長のほうから検証という言葉も出ております。私が思っているのは、倶知安町には避難所、避難場所それぞれ数多くあります。しかし、その数多くある場所が果たして管理していけるのかどうか、その辺をやはり検証しなけばならないと思います。できれば数を減らして、その残った場所については管理が十分が行き届くのだと、また、非常時においては非常電源、そういったものもあって一般的な生活、最高とは言えないけれども最低の生活はその避難所でやっていけるのだという、そういった設備も整えて、そして確実な避難所、避難場所となるように検証する必要があるのではないかと思います。数多くあればいいというものではないと思います。 したがって、今までも一般質問でも出していますが、本当に必要な場所なのかどうか、その辺も検証する必要があると思います。 以上です。 ○議長(鈴木保昭君) 西江町長。 ◎町長(西江栄二君) 森下議員からの御質問でありますけれども、避難場所のあり方についてもいま一度、それらも含めて検証して、数も含めて場所、今後それらのあり方についても検証して対応してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(鈴木保昭君) ほかに質疑ありませんか。 古谷眞司君。 ◆5番(古谷眞司君) 本当にどうもお疲れさまでした。皆さん対応ありがとうございます。 今回、逐次といいますか、情報として防災無線のほう使用されて放送していただきました。真夜中から本当にありがとうございます。 その中で、今回防災無線の言語なのですけれども、日本語のみの放送をされていました。通常の防災無線の関係では英語での通訳と申しますか、その言語のほうの放送もされていたのですけれども、今回緊急ということもあったのでしょうけれども、英語のほうの放送は私としては記憶がないのですけれども、その辺で外国人だとかそういうところからの対応に対する苦情等何か役場として把握していることはありますか。ちょっとそれだけ教えてください。 ○議長(鈴木保昭君) 西江町長。 ◎町長(西江栄二君) 古谷議員の御質問でありますけれども、防災無線での周知を当然日本語で肉声で今回は対応したというところでもございますが、英語については放送はされませんでした。 また、苦情についてはなかったのですけれども、これらについても反省として、次、英語での放送もしていかなければならないのではないかなというふうに思っています。 また、放送の中では生活の情報もそんなに流す必要はないだろうという苦情もありましたし、いい情報を流してくれたという声もありましたし、さまざまな意見がありました。しつこいぐらい電源が喪失しているので自宅で待機もそんなに言わなくていいとか、いろいろな話もありましたけれども、やはり必要な情報はやっぱり出す必要がありますし、今回携帯の受信も中継でもバックアップがなくなってつながりにくくなるということもあったので、やっぱりいろいろな情報をしつこいようであったのですけれども適宜流して、情報を町民に、安心感等発信するためには必要な処置として我々としては考えています。 これらについて町民はどうだったのかというアンケート、隅々まで届いたのか、あるいは何か問題があるのではないかということもやっぱり検証、それも今回いろいろな生活情報を流したことについてもどうだったのかというのは、やはり聞き取りをして今後の参考にしてまいりたいというふうに思っております。 いずれにしても、ちょっと英語については今回時間的にもいろいろな面で余り長くなると、何回もすると町民から苦情も出るのではないかと、その流し方もちょっと時間を置いてというふうにしたのですけれども、英語とこうするとそれが長くなった場合どうなるのかという、しなかったのですけれども、今後の課題かなと思っていますので、それらについてはまた検討して対応していきたいなというふうに考えております。 以上です。 ○議長(鈴木保昭君) ほかに質疑ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(鈴木保昭君) これで、質疑を終わります。 これで、行政報告を終わります。----------------------------------- △日程第2 会期延長の件 ○議長(鈴木保昭君) 日程第2 会期延長の件を議題といたします。 お諮りします。 本定例会の会期は、9月13日までと議決されておりますけれども、議事の都合により9月14日から21日までの8日間延長したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(鈴木保昭君) 異議なしと認めます。 したがって、会期は、9月14日から21日までの8日間延長することに決定をいたします。----------------------------------- △休会の議決 ○議長(鈴木保昭君) お諮りします。 議事の都合により、9月11日から9月17日までの7日間休会にしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(鈴木保昭君) 異議なしと認めます。 したがって、9月11日から9月17日までの7日間休会とすることに決定をいたしました。----------------------------------- △散会宣告 ○議長(鈴木保昭君) 以上で、本日の日程は、全部終了いたしました。 本日は、これにて散会といたします。 皆様、ありがとうございます。                        散会 午前10時07分...